フィレンツェのウフィツィ美術館に、五角形の板絵が三枚置かれているそうです。これらは、縦3m、横2mを超える絵画だそうです。金箔を背景にしてテンペラ技法によって描かれた絢爛豪華な荘厳な聖母子像です。これらの祭壇画は、13世 […]
偶像崇拝が禁止されているキリスト教の絵画が数多く残っている。矛盾する事柄ではありますが、その矛盾を回避するために、「神」の存在としてキリストを絵画のなかに描こうとする際には、キリストを「魚」として描くことでその存在を布教 […]
近年、爆発的なインターネット通信の普及によって、私たちの生活に大きな変化がみられております。 趣味の分野においても英会話の駅前留学などが話題となっていた時代から、英会話はネット環境さえ整えばネイティブの人びとから直接オン […]
現代アートとしての表現方法は果てしなく多様化されることで絵画、音楽、フッション、インテリアに至るまで、ジャンルを特定することが極めてむずかしいとされるアート作品までもが登場する世の中ともなりました。 絵の具と筆で絵画制作 […]
当時「バロック」様式が人々の間で流行した経緯にはカトリック教会が、そのムーブメントを後押ししたからであると考えられているようです。 時代は宗教改革が押し進められるなかで、勢力を増しはじめたプロテスタントにカトリック教会は […]
水彩画の長所をあげるとするならば画材の表現力としての透明度の高い色彩と速乾性ではないでしょうか。水彩絵の具は戸外への持ち運びや画材の扱いやすさから、教育現場でも子どもたちが手軽に絵を描く楽しみを体験できる画材として大変親 […]
「世紀末美術」は、産業革命による社会の近代化、機械化などに抵抗の意を表す人びとの内面性を美術的に表現したものであるようです。絵画の分野にとどまらず、音楽、ファッション、文学、演劇、広告などにもその傾向が拡がりをみせていた […]
時代における世相や人びとの暮らしぶりをリアルに伝えてくれる「風俗画」は、「風景画」「静物画」とともに、17世紀頃それまでは一般的な絵画作品とされていた宗教画を押し退けるように庶民たちの生活のなかに取り入れられていったよう […]
ルネサンス期に登場する芸術家のなかでも巨匠の一人と言われていいるのがミケランジェロです。ミケランジェロが手掛けた有名な絵画作品は数多くありますが、そのなかでもシスティーナ礼拝堂の壁画「最後の審判」は、世界的にも人びとを今 […]
もともと彫刻に縁のある額縁ですが、祭壇画の画枠を源流とすることもあって現代の額縁というイメージより、むしろ建物の内装や家具の一部と考えたほうがいいのでは、と思えるのが初期の優れた作品が多いマラッタ額縁。 製作していたのが […]